平成30年度 事業報告

○利用者の作業・訓練・活動・体験等、利用者の自立や生活に対する支援
(1)挨拶・食事・整容・排泄・入浴・衛生・清掃・洗濯・節約等、日常生活に対する支援の実施。
(2)農作業・紙すきの実施。
(3)日帰り旅行・外出支援(社会参加)による社会体験学習の実施。
(4)手工芸・生花・陶芸・書道・絵画・調理実習・音楽やビデオ鑑賞等を実施。ボランティアの
   方による音楽教
室・なかよしブック(本の読み聞かせ等)を行い、情操面の高揚を図った。
(5)ボランティア活動(清掃活動)・地域行事への参加及び千代丸区の不燃物収集への参加等を
   通して地域との交
流を図った。
(6)文化祭を開催し、多くの地域住民が来場され、食品バザーや販売を通じて交流することがで
   きた。

(7)体力の維持と健康増進を目的としたスポーツ・運動・レクリエーションの他、ボランティア
   の方によるスト
レッチ教室の実施。
(8)機能訓練は、重度重複障害者や機能低下の予防が特に必要な利用者を中心に実施。月2回の
   リハビリテーシ
ョンの他、リハビリ機器の使用、歩行訓練、紙ちぎり等を行った。
(9)登山クラブ活動・プロ野球・地域のイベント・ドライブ・散歩などに引率した。

医療保健関係支援
(1)疾病には病院と連携をとり、平日・休日にかかわらず、素早い対応(受診及び往診)ができ
   る体制を整えた。

(2)検温・体重測定・健康診断・乳癌検診・エコー検診・血圧測定・胃カメラ・予防接種等を実施。
(3)歯科については、全利用者、ハートスマイル歯科往診により検診・治療を実施した。重度利
   用者の治療(麻
酔が必要な場合)は、聖ヨゼフ園の歯科へ依頼している。また、毎食後の磨
   き直しを実施。

(4)利用者の精神的ケアのため、今まで実施していた年4回の往診を年4回の受診へ変更した。
   必要に応じて定
期以外の受診を実施。
(5)機能訓練指導員(柔道整復師)による月2回のリハビリテーションを実施。
(6)リハビリ機器による機能訓練の実施。
(7)感染症予防のため手洗い、うがいの励行。また、感染拡大防止のため、使い捨て食器の使用
   や所内の消毒を
行った。感染症予防のため手洗いうがい口腔ケアに重点を置いて実施したい。

給食関係支援
(1)嗜好調査を実施して、利用者の希望を把握し献立を工夫した。
(2)季節ごとの素材を使用して、旬を味わっていただいた。
(3)保護者様、近隣の方より頂いた食材を給食に取り入れて、支えられていることを利用者に実
   感して頂いた。

(4)日本古来の風習を忘れないように、それぞれに応じた内容の料理を作り、楽しんでいただいた。
(5)利用者の誕生月に、希望の献立を盛りこんだ誕生食を実施した。また、特別のおやつを提供
   してお祝いした。

(6)弁当を手作りして家庭的雰囲気を保てるようにした。
(7)食材受け入れ確認や衛生管理の徹底、食品の温度や保管管理記録の徹底を行い、安全な食事
   の提供に努めた。

(8)パソコンの栄養管理ソフトによる、綿密な栄養計算で利用者の栄養状態を詳しく判断できた。
(9)夏季に冷麺・そうめんなど冷たいメニュー、冬季に熱々メニューを取り入れ、季節ごとの食
   欲増進に努めた。

10災害時の非常食360食(3日分)を完備。
11嚥下の問題により、刻み食・トロミ食・ペースト食と個々の食事支援を実施した。また、ムース食を導
    入し誤嚥の危機回避に努めた。さらにムース食を導入し、誤嚥の危機回避に努めた。

12月1回のためます清掃及び年2回の厨房内大掃除を実施した。
(13)調整できる給食費の予算の範囲であるが、年度末お楽しみ昼食を外食ではなく調理員の手作りによ
    る特別食
を提供し、喜んで頂くことができた。
14)4月〜10月R-1(週2回)11月〜3月(R-1)(週3回)。3時の水分補給に取り入
   れた。年間を通して日曜日、木曜日昼食にラクトフェリンの提供を開始した。
(15)原価計算、給食材料費をパソコン入力自動計算により業務の効率化に努めた。


○防災安全関係支援
(1)防災訓練の実施(月2回の避難訓練、年2回の総合訓練・避難勧告を想定した訓練)
(2)交通安全教室の実施
(3)防犯教室の実施
(4)九州北部豪雨による河川増水のため避難

   @平成30年6月29日朝方の大雨により
河川水位が氾濫危険水位に近づいたため、午前9
    時6分に避難指
定箇所である朝倉市総合市民センターへ全利用者を避難。同日14時30
    分全員を帰所させた。

   A平成30年7月3日台風接近により13時、万一に備え避難指定箇所である朝倉市総合市
    民センターへ避
難に抵抗が少ない軽度の利用者のみ先に避難。同日17時避難していた利用者
      を全員帰所させた。

    B平成30年7月5日、大雨により施設横の小石原川の増水が予想されたため、事前に職員
    を配置して水位をパソコンで監視すると共に、避難準備を実施。同日夕方、予想以上の早
    さで河川が増水し、氾濫危険水
位に達したため、同日18時頃、事前に連絡していた避難
    場所である朝倉市総合市民センターへ全利用者を避難させた。慣れない環境で情緒不安定
    な利用者を抱え、不安な夜を避難場所で2泊過ごし、避難解除に伴い、帰所した。


○施設整備・設備関係支援
(1)保守契約、サポート終了に伴い、新たな財務会計システムソフトの契約が必要不可欠なため
   財務会計システ
ム使用権パックの購入。
(2)5年間の使用権パック終了に伴い、新たな給与管理システムソフトの契約が必要不可欠なた
   め給与管理シス
テム使用権パックの購入。
(3)公益法人中央競馬馬主社会福祉財団施設整備等助成事業により、LED照明更新工事実施。
   (総事業費、2,646,000円。内、助成金額1,980,000円。)
(4)支援ソフト「福祉の森」の使用権(5年間)終了及びサーバー機器のサポート終了や故障リ
   スク回避におけ
る新規購入。(総費用1,350,929円。内、303,800円は経済産業省よりIT
   入補助金あり。)

(5)パソコンのバッテリー劣化及び不具合多発並びにWindows7のサポートが20201月に終了予
   定のため、千
代の里所有PC 8台中の4台(事務所デスクトップPC、事務所ノートPC、
   調理部ノートPC、支援部ノ
ートPC)の新規購入。
(6)今まで使用してきたマイクロバス(三菱ローザ 久留米200441)がオーバーヒートによる
   エンジン故障
及び経年劣化により修理不能状態で廃棄。その補填として、保護者会一同様に
   よるマイクロバス(トヨタ
コースター 久留米2001380新古車)の現物寄贈有り。
(7)施設整備の充実のため、重度高齢棟建築予定の千代の里北隣の土地(朝倉市千代丸字下川原
   467番地1,273u)の件については平成30423日に売買契約済み。その後、農地除外申
   請書等を朝倉市に提出し、平成31123日に朝倉市農業振興課農地管理係より、農業振興
   地域整備計画の変更について、福祉計画の拡張ということで、土地の農地変更の許可あり、
   農地転用にあたっては、農業委員会に速やかに手続きを行う必要があるが、充実計画との絡
   みもあり、まずは仮登記申請手続き中。出来る事から進めている。


苦情受付関係支援

(1)平成30年度は、苦情の受付はなし。
   但し、保護者より「うちの子は、衣服の調整ができないので、もう少ししっかり支援してほ
   しい」、「通所送迎車を利用しているが、帰宅時間が日によって違う」、保護者が参加する
   施設行事の際には、保護者の役割分担をしっかり説明してほしい」等のご意見をいただいた
   ため、謝罪すると共に、原因を調査し、すぐに改善を実施した。また、職員に対してこれら
   を徹底するように通達した。


○虐待防止関係支援
(1)ある職員が感情的になって利用者を叱るという事例が発生したため、施設長とサービス管理
   責任者より、今後このようなことがないように対象職員に対して注意を行った。
   その他以下の項目を実施して、虐待の防止に努めた。
   @定期的な虐待防止委員会の開催及び職員への周知。
   A施設内研修の実施と職員の外部研修会への参加。
   B利用者に対する基本姿勢にかかる職員のセルフチェックの実施及び分析。
   虐待は、いつでも、どこでも起きる可能性があり、また職員や利用者の方が気付かないうち
   に虐待に当ては
まるということもある。今年度は、千代の里でも上記の事例があり、職員の
   更なる意識の向上や勉強が必要である。

○事故防止関係支援
(1)平成30年度は、福岡県や各市町村に報告すべき事故はなし。
    但し、誤薬(利用者の方の体調に全く問題なかったもの)や傷、アザ、コブ、打撲等(軽症
   で受診の必要が
なかったものや念のために検査したが全く異常がなかったもの)が数件発生
   している。今後も利用者の方の支援には、十分注意しながら事故防止に努めていく。


                                       以  上